餓鬼岳2,647m     (02.08.16〜17)
コース:白沢(1時間)紅葉の滝(1時間)最終水場(2時間)大凪山(1時間40分)百曲(1時間15分)餓鬼岳(泊)(2時間30分)唐沢岳(2時間30分)餓鬼岳
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白沢を渡る
安曇野から白沢登山口までの道は狭いが全舗装。駐車場はタクシー転回場所の少し手前、道の両側に15台分ほどあった。
右下には白沢が流れる。
15分ほど広い道を歩くと登山道に変わった。樹林帯をゆるやかに進み、いくつか桟橋を通過すると、やがて遠くに紅葉の滝、そして間もなく魚止の滝を見る。
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立派な道標の立つ最終水場で15分休んでから長い苦しい登りの末、大凪山に着く。樹木で展望は何もない。
大凪山の道標から緩やかに15分ほど行った小広い場所で昼食休みにした。疲労で水分しか喉を通らない。
樹間から見えるのは餓鬼岳だろうか。まだ遠い。気を取り直して出発。
百曲りのジグザグ道を登り、左へトラバースして尾根を越え、餓鬼の小屋に着いたときはもうヘトヘトだった。
ほえ〜〜。
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名物チラシ寿司
水場のない餓鬼小屋の夕食はチラシ寿司。なんでも名物らしい。
宿泊者は16人(前日7人)。この時期の北アルプスとしてはまさに別世界のように登山者が少ない。
大部屋がひとつあり、食事・休憩・就寝とすべてここでする。ただし個室(1室?)もある。トイレは別棟。
小屋の上の丘に立てば、間近の剣ズリ(中沢岳)が目をひく。その先には燕岳、槍ケ岳、野口五郎岳、常念岳など展望が良く、すぐ左上に餓鬼岳が。

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餓鬼岳山頂と餓鬼岳小屋
餓鬼岳山頂へは小屋から数分。眺めはもちろん良い。ご来光を拝み、いったん小屋に戻り朝食。再び餓鬼岳へ登り、先の唐沢岳へと向った。
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餓鬼岳から見る唐沢岳と遠くに剣岳
餓鬼岳から2、3ピークを越して、右へガレ場を急降下する。樹林まで下って登り返し、餓鬼のコブを巻き、再び急降下。帰りが心配になるほどどんどん下って、最低鞍部(樹林の中・道標なし)からは比較的緩登になる。大きな岩峰の基部に着くと急登になるが、ほどなく唐沢岳山頂の一角だ。コマクサ自生地らしい。左へ岩尾根を行き山頂に到着。狭い岩場のサミットから少し先へ降りると平たい大石が2つほどあり、昼寝して休むには丁度良い。ただ、ガスで展望はほとんどなかった。
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唐沢岳山頂
唐沢岳山頂へ来れるのは、時間的に餓鬼の小屋に泊まった(またはテント泊)者しかいないから、だいたい顔ぶれの予想がつく。この日は5人だった。餓鬼岳小屋に連泊予定なので貸切の山頂で2時間、ゆっくり過ごした。
2日目の夕飯は、釜飯とおでんであった。