雲取山2,017m    コース:後山林道終点(30分)三条ノ湯(2時間)三条ダルミ(2時間)雲取山(1時間)三条ノ湯(30分)後山林道終点
三条ノ湯
お祭」で国道からわかれて、斜め右へと後山林道に入る。林道はほぼ全線砂利道で、終点の駐車場まで車で約40分かかった。駐車場は7・8台位か、余り広くない。満車なら路肩に駐車するしかないが、落石に注意が必要。「東京水道水源林」の標柱のある登山口で左へと鉄骨の橋をわたり、三条の湯をめざす。三条ノ湯の小屋までは比較的ゆるやかな道。一間幅ほどの木橋を渡ると小屋の下に着く。 (01.01.07)
登山道から雲取山を仰ぐ
三条小屋で小休止後、いったん三条沢へ降りて対岸へ渡ると登山道らしい登りの道となる。水無尾根の先端を左へと回り込んで、青岩谷に入る。水無尾根は雲取山から南へ派生している尾根だ。この尾根の東斜面をアップダウンしつつ進むのだが、単調で眺めも良くない。ときおり樹間に富士山が見えるのがせめてもの救いか。カラマツ林の先に一部伐採された稜線があり、ここからは飛竜山が左に大きいが、それもつかの間、再び林の中を行く。 (01.01.07)
三条ダルミからの富士山
三条ダルミという尾根上の鞍部に着くと、右手に富士山はじめ南方面の眺めが良い。左手は樹木に遮られて展望はない。鋭角に左に戻るように登る道は飛竜山への縦走路。雲取山へは右へ向かう。すぐに分岐し、左は雲取山荘への樹林帯の巻道で、ここも右へと進む。やや急な登りで、相変わらず樹林のなかの道だが、樹間から展望はあった。ただ夏場ははたしてどうか? (01.01.07)

雲取山頂上からの展望は、富士山はじめ大菩薩、南ア、八ヶ岳、飛竜山から甲武信岳など奥秩父の山々が良い。山頂には新しく大きな避難小屋と別棟のトイレが建てられていた。登山者達の多くは寒風を避け、小屋のなかの土間でコンロを使用(我々も)。小屋の前からは石尾根と三峰神社への道が二方に分かれていた。 (01.01.07)

雲取山頂上 雲取山頂上避難小屋
雲取避難小屋と三峰神社への道
樹林帯を下山
12:45、宴を終え、下山開始。往路を戻る。全般的に登山道は危険箇所もなく、鎖やハシゴといった難所もない。この日、山頂の積雪はゼロ。登山道も多い場所で数cmの雪がある程度だった。ただし、凍結箇所は多い。特に枯葉の下に氷が張っている場所は注意が要った。 なお、この夜から関東地方も降雪が続き、大雪?となったようで、スンデのところでセーフであった。 (01.01.07)