黒斑山2,404m    コース:車坂峠(1時間)表コース経由赤ゾレの頭(30分)黒斑山(50分)中コース経由車坂峠
車坂峠から黒斑山を見る
車坂峠から黒斑山を見る
車坂峠から車山を経て黒斑山へと行く「表コース」を登り、下山は北寄りの沢を下る「中コース」をとることにした。表コースは稜線沿いに行くので眺めが良いが、反面、天候の悪いときは風が強いだろう。 (00.11.23)
ゴーロの登り
ゴーロの登り
峠から緩やかに登り、どこが山頂かわからないうちに車山を越え、十数分で鞍部へ下る。鞍部からはガレ場と樹林帯を交互に登る。ゴーロの登りで振り返ると、アサマ2000スキー場、高峰山、水ノ塔山、東篭ノ登山、四阿山(あずまやさん)、その後方には白銀に輝く北アルプス、右手には八ヶ岳連峰や富士山などの眺めが良い。 (00.12.30)
黒斑山
尾根上の道となれば、前方には目指す黒斑山が名の通り黒々と見える。急坂を登れば、噴火避難用のシェルターがある槍ケ鞘に着く。左に浅間山が現れ思わず歓声をあげる。 (00.12.30)

赤ゾレの頭から見る浅間山
赤ゾレの頭から見る浅間山
槍ケ鞘を少し進むと、すぐに展望の良い赤ゾレの頭だ。道はいったん下り、左は樹林、右はガケとなっている。急坂を登リ返してトーミの頭へと向かうが、この鞍部からの浅間山も良い眺めだ。 (00.12.30)
トーミの頭から黒斑山
トーミの頭から黒斑山
岩だらけのトーミの頭からの展望は素晴らしい。ここで大休止するのも良いが、黒斑山は目前なので、先へと進む。 (00.11.23)
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黒斑山頂
観望カメラ設置所を過ぎると間もなく黒斑山頂に到着した。あまり広い山頂ではない。蛇骨岳などの外輪山のはるか向こうには冠雪の谷川連峰も見える。 (00.12.30)

黒斑山頂からの浅間山
黒斑山頂から眺める浅間山
黒斑山頂からの展望は、浅間山側は開けているが、逆は樹木に遮られている。しかし、眼前の浅間山を見るだけで、黒斑山からの眺めは充分満足のいくものだと思う。
湯ノ平高原ごしにそびえる前掛山の山肌には、幾本もの縦スジが美しい模様を見せ、その後方の浅間山頂部からは噴煙も見える。
飽きない眺めではあるが、下山にかかる。下山コースはトーミの頭を降りて、鞍部から右へ樹林帯を下る「中コース」。こちらは、ときおり北アルプスが見えるのみで全般的に展望がないがエスケープルートに良い。
(04.2.14)