日本国山555m   コース:小俣口(1時間)蛇逃(じゃのげ)峠(10分)日本国山(10分)蛇逃峠(40分)蔵王堂口(20分)小俣口
小俣登山口のトイレ
小俣登山口のトイレ
府屋で国道7号から分かれ東へ進み、小俣の小学校前の登山口に着いたのは午前11時。駐車場は満車なので学校内にとめさせてもらった。グラウンドの向い側から杉林の道を稲妻形に登る。すぐにラジウム清水がある。やがて尾根上の道となり、雑木の林に変わる。 (01/04/29)
林の中の松が峰広場
林の中の松が峰広場
30分弱でベンチのある松が峰広場に着いた。広場の周囲は樹木に囲まれ、あまり展望はない。ブナの林をゆるやかに登り次のベンチは沖見休憩所。ここでは府屋方面日本海のみ眺められる。 (01/04/29)
樹林の中から日本国山を望む
樹林の中から日本国山を望む
稜線の道は眺めが悪いが、ときおり左前方に日本国山頂が望める。正午、東屋が建つ眺めの良い場所に出た。日本海から朝日連峰にかけて望める。道は左へ折れ、蛇逃(じゃのげ)峠に向う。峠には鷹待場跡の札が立ち、山名の由来が記されている。右が山形、左が新潟の県境稜線を行き、いったん下る。ややヤセた尾根の道にはロープが張られ、初心者でも安心して歩ける。最後の登りで山頂に着いた。(01/04/29)

日本国山の山頂広場
日本国山の山頂広場
広い山頂ではすでに50人ほど先客が宴会を開催していた。三角点、小屋、展望台とひとわたり見た後で、山形県小名部から来ている道の脇に陣取って昼食。山頂は木々に囲まれ、展望台に上がれば鳥海山・月山が見えるらしい(霞んでいた)が、ほかには展望は期待したほど良くない。 (01/04/29)
蛇逃峠の東屋イワウチワ
蛇逃峠の東屋とイワウチワ
帰路は東屋の分岐から蔵王堂口へ降りた。降り始めは結構急な階段道で、これを登りに選んだら苦しいだろう。下山途中左前方には残雪の摩耶山が、足もとの沢にはイワウチワ、蔵王堂近くにはユキツバキの群落が見られた。蔵王堂口から舗装道路を歩き、小俣宿を通り学校前に戻った。日本国山の登山道は全体的にしっかりしており、危険箇所もない。 (01/04/29)