湯ノ丸山2,101m   地図    コース:地蔵峠(30分)ツツジ平(40分)湯ノ丸山(1時間10分)烏帽子岳(1時間20分)地蔵峠
レンゲツツジ咲く地蔵峠
レンゲツツジ咲く地蔵峠
地蔵峠に車を置き、十一面観音の右からスキーリフト沿いに登る。右手に早くもレンゲツツジの群落が迎える。峠をはさんでそびえるのは篭ノ登山、その右にはなだらかに兎平(池ノ平湿原)とコマクサ岳【写真】が望める。 (01/06/10)
ツツジ平脇の鐘
ツツジ平脇の鐘
スキー場を登りきると道は平坦になり、間もなく右手にはツツジ平が広がる。まだツボミだった。6月下旬頃には満開だろう。
キャンプ場への分岐があり、そこには遭難防止の鐘があった。前方には湯ノ丸山【写真】が丸く見え、ここからは笹とツツジのなかを、登り一本の道になる。石の多い道だが登りやすい。
(01/06/10)
湯ノ丸山頂南峰
湯ノ丸山頂南峰
湯ノ丸山頂は南峰と北峰とで成っている。
先ずは広い岩場でケルンの林立する南峰に到着。山頂を示す標識は見当たらない。展望に優れ、篭ノ登山、角間山、コマクサ岳、四阿山、根子岳と眺めまわす。特に間近の烏帽子岳の姿が良い
一休みして北峰へと進む。なだらかで幅広い稜線にはコイワカガミなどの花がたくさん咲いていて、つい歩調が遅くなったが、北峰への往復は20分ほど。
(01/06/10)

湯ノ丸山頂北峰から南峰を見る
湯の丸山頂北峰
  南峰より狭いが、北峰はなかなかいい雰囲気の頂上だ。山頂標識から北へ少し下がった所に三角点があり、昼食をとりながら展望を楽しむ。さらに進めば角間峠から鹿沢温泉へと下る道だが、南峰までいったん戻って烏帽子岳へと向う。
南峰からガレ場の急坂を20分ほど降りて鞍部へ着いた。左後方からキャンプ場経由の地蔵峠からの道が来ている。30分登ると眺めの良い烏帽子岳主稜線におどり出た。ここからは右へ緩やかな道を行くが、これまで背後に見えていた湯ノ丸山が急に曇ってきたので、ザックを置いて行く事にした。
(01/06/10)
烏帽子岳山頂の岩場
烏帽子岳山頂の岩場
遭難慰霊碑のある小烏帽子岳を過ぎるとポツポツきはじめた。間もなく岩だらけの烏帽子山頂に着いたが、あっというまにガスがわき、直ちに下山。 (01/06/10)
キャンプ場から篭ノ登山
キャンプ場から篭ノ登山
ザックを置いた場所へ戻った頃、雷鳴が聞こえはじめたので、大慌てで稜線から下りた。鞍部へ着く頃には雷雨もおさまり、分岐から地蔵峠へと平坦な道を行く。湯ノ丸山の山腹を巻く樹林の道で、ダケカンバの中にツツジが点在していた。
ツツジ平への分岐を過ぎるとカラマツ林となり、じきに開けた場所へ出る。臼窪湿原だ。背後に湯ノ丸、前方に篭ノ登が見える。ミレニアムの森を横にキャンプ場を抜け車道を10分下って、峠に戻った。
(01/06/10)