夏沢鉱泉
三井の森から桜平への林道は車で30分前後の砂利道だ。狭いが、危険な箇所はない。右手にゲートを見るとその先に駐車場がある。
林道から分かれ、ゲートを越えて落石の多そうな車道を下る。
下りきってシラナギ沢を渡るとトイレがあった。ここからは夏沢渓谷沿いの急な上りとなる。
ほどなくして着いた夏沢鉱泉からは美ヶ原方面が谷あいに望める。天候が良ければ穂高も見えるらしい。
関係者ならここまで車でこれるようだ。
|
オーレン小屋
夏沢鉱泉を出て道は徐々に登山道らしくなる。樹林のなかにオーレン小屋用の超小型水力発電装置のある小屋が建っている。
やすらぎの滝、主滝(沢へ降りる道があるが見るほどの滝ではない)を過ぎると道は沢から離れ、稲妻型になる。
鉱泉から1時間弱でオーレン小屋に到着。夏沢鉱泉同様ここも入浴可能らしい。小屋前にはコマクサが咲いていた。
|
夏沢峠
オーレン小屋から硫黄岳への道は二本あるが、小屋前を通過する夏沢峠へのルートをとった。小屋正面から沢を渡る道も
赤岩の頭経由で硫黄岳へ行けるが、展望はあまり良さそうではないからだ。
夏沢峠には山彦荘、ヒュッテ夏沢と小屋が2棟あり、峠からは硫黄岳の山頂部が望めるので、30分位しか歩いてないのだが休憩をとった。左の天狗岳方面のなだらかな風景とは対照的に、硫黄岳の爆裂火口の岸壁が荒々しい。
|