戸隠中社バス停前から右の細い道(写真)を進むとやがて舗装が切れ、神告げ温泉の前をとおりチビっ子忍者村に着く。車はもう少し先の林道ゲート(こわれている)を過ぎたところまで行ける。車は路肩に停めた。目立たない登山道の表示が道の左にあり、薄暗い林の斜面を登る。すぐに緩やかになり左折、右側が開けた幅広の道となり、砂利敷の林道を横断する。 |
樹林のなかを進むがヤブもなく快適だ。萱ノ宮(写真)を過ぎると次第に傾斜が増し、ガレた道になる。 |
汗をかく頃樹林を抜け、開けた稜線となり、背後にギザギザの戸隠連峰とピラミダルな高妻山が好対照にせりあがる。 |
萱ノ宮から45分ほどで、南西方面が開けた大きな岩のある場所に出る。ヤマトリカブトの咲く斜面からは、北アルプス、御嶽山、南アルプス、八ヶ岳そして富士山と眺めが良い。道は左へ曲がり、前方には目指す飯縄山が・・・と思ったらニセピーク(写真)であることを後で知った。 |
稜線のやや南側の笹原のなかを進み、飯綱高原からの南登山道と合流すれば、じきに鳥居と祠のある場所に着く。はっきりした道ではないが、右にトラバースすれば飯縄神社の神殿前に出る。ニセピークは目前なので、そこに上がってから右手の神殿に降りても良い。 | ニセピークに立ってはじめて飯縄山頂でないことを知った。飯縄本峰(写真)は更に北にあった。ニセピークに荷物を置いて往復する者も目についたが、標高差は少なくひと登り(ひと歩き)で到着できた。 |
飯縄山は独立峰だけに山頂からのパノラマはまさに雄大。北を見れば、黒姫の背後に妙高がひときわ高く、右回りに野尻湖、斑尾、志賀、菅平、浅間、富士、八ヶ岳、南・中央・北アルプスが一望。眼前には戸隠・高妻、足下には飯綱高原に長野市街のビル群と眺望を満喫。
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