日光白根山2,578m 地図    コース:菅沼(1時間25分)弥陀ケ池(1時間10分)奥白根山(50分)五色沼(50分)五色山(40分)金精山(1時間15分)菅沼
朝から満杯の菅沼駐車場菅沼駐車場

午前8時白根山登山口のある菅沼に到着。R120を隔てて菅沼キャンプ場の向かい側にある駐車場にはすでに満杯。駐車場奥から林道を少し行くと大きな看板のある広場に出た。右へ進みやがて樹林帯へと入る。30分くらい登ると、若干展望のある所に着いたので小休憩。(00.07.02)
弥陀ケ池と奥白根山写真右)休憩後、再び樹林帯を登り、約40分で弥陀ケ池に着く。視界が開け、グリーンの水面の向こうには目指す奥白根山が重厚にそびえたつ。座禅山のすそを巻くようにして池の右側の木道を通過し、白根山と座禅山の鞍部に向かって登る。(00.07.02)
弥陀ケ池と奥白根山
山頂部の岩峰
山頂部の岩峰
鞍部を真っ直ぐ進めば丸沼ゴンドラへの道だが、ここは左へ稜線を登る。バイケイソウ、シャクナゲの群生する急登に喘ぎながら後方を見ると弥陀ケ池、座禅山などが良い眺めだ。(00.07.02)
奥白根山山頂
奥白根山山頂
五色沼が見える頃からコイワカガミの咲く岩場となり、さらに急登となり、ひとやま越えて山頂に着く。(00.07.02)

五色山への道から見た五色沼
五色山中腹から五色沼と前白根山
狭い山頂から祠の横を通り緩やかにガレ場を下山、五色沼方面へと向かう。この辺は道がやや不明瞭だ。12時10分、急にガスが濃くなりやがて雷雨となる。約40分で林の中の避難小屋に降り着いた。小屋の脇からは前白根山へ登る道がついているが、そのまま五色沼へと下り、五色山へと登る。五色山中腹にはシラネアオイの大群落があるが、電線が回してある。(00.07.02)
五色山から奥白根山を望む
五色山から奥白根山を望む
五色沼から30分ほどハクサンシャクナゲとササの道を登り、だだっ広い五色山山頂に着いた。樹林が多く展望360度とはいかないが、五色沼、前白根山、湯元温泉、戦場ヶ原、男体山その他奥日光の2,000m級の山々の眺望が良い。なかでも奥白根山(写真)は迫力がある。五色山からは金精山へむかう。途中湯元への道を右に分け、栃木群馬県境の稜線を進むが、ほとんど樹林帯の中だ。シカの被害であろうか、樹皮のない木が多く痛々しい。
(00.07.02)
金精峠
金精峠から金精山をかえりみる
金精山からの眺望は木々に遮られ180度のみだ。 金精峠への下降は急で悪路だった。展望もなく、登りのコースにとったら辛く厳しい道だろう。峠には男根をまつったコンクリート製の祠があった。降りかえれば金精山が鋭角的に映る。峠から菅沼への道は倒木と猛烈な笹で、これまた難路。五色沼を出てからは、出会った登山者1名のみで、にぎやかな奥白根山とは大違いのコースだった。(00.07.02)

日光白根山その2(丸沼〜日光白根山・途中撤退〜五色沼〜丸沼)