座禅山への道
少々遠回りだが血の池地獄経由で、座禅山へ向う。奥白根山と座禅山の鞍部へは30分ほどの急登を強いられる。鞍部から左へ座禅山、右へ奥白根山。ものすごい多人数のパーテイが行列をなして奥白根目指して登っていた。人影のない座禅山への道を行く。シロバナヘビイチゴの群落を通り、ピークを越えていったん下る。間もなく火口底を見下ろせる座禅山2317mに着く。道標もない。周囲は樹林に覆われ、奥白根山が見えるだけの展望に恵まれない静かな山だ。(01.07.01) |
五色沼と前白根山
座禅山から鞍部へ戻り弥陀ケ池へ下る。緑の小さな池だ。更に五色沼へと降りる。大きな五色沼湖畔からは五色山2244m、前白根山2373m、奥白根山とぐるりと囲む山々が望める。五色沼で昼食後、往路を戻る。前白根山を背に五色沼から弥陀ケ池への登り【写真】はちょっときつい。(01.07.01) |
六地蔵
史跡散策コースまで往路を戻って六地蔵へ向う。樹林のなかを緩やかに下ると地蔵様が6体、扇形に並んで鎮座していた。それぞれハウス?におさまっている。「六道(六つの迷界---地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)を輪廻転生する衆生の苦しみを、地蔵菩薩が救済するという思想から六地蔵信仰が広まった」との立札があった。 六地蔵の先にパラグライダー離陸場があり、若干眺めはあるが、立ち寄るほどの場所でもなかった。ここから山頂駅まで30分足らずだが、上り道なので最後のふんばりがいる。(01.07.01) |