白馬岳・その22,933m
コース:猿倉(1時間)白馬尻(4時間)白馬岳頂上宿舎・白馬岳往復1時間10分(泊)(1時間15分)杓子岳(1時間)鑓ケ岳(2時間)鑓温泉(3時間20分)猿倉
ガスのなか白馬尻に着く
猿倉駐車場で目指す白馬岳を遠望してから、猿倉荘へと向う。山荘左脇から樹林の中を少し登ると駐車場から来る林道(一般車通行止)に出た。30分ほど林道を進むと登山道に変わる。
白馬尻では、営業期間を終え村営白馬尻荘は解体されていた。その上の白馬尻小屋で休憩後、沢の右岸を急登する。瓦礫状で登りにくいが、間もなく大雪渓へ取り付く。
(01/10/07)
避難小屋で雲海を見下ろす
10月で雪も少なく大雪渓(アイゼン使用者は半数くらい)を30分で通過、今度はガレ場の急登だ。 どこが葱平かわからぬうちに急登を終え避難小屋に着いた。ここから上はガスもなく、稜線に山荘が小さく見える。雲海と大雪渓を見おろして昼食を摂った。 (01/10/07諸橋羊子様撮影)
氷河遺跡といわれる巨岩
避難小屋からは緩やかにお花畑を登る。左手には杓子岳の天狗菱が鋭い。
氷河遺跡といわれる巨岩【写真】を左に見て大看板を過ぎれば山荘は目前。避難小屋から2時間で村営白馬岳頂上宿舎に着いた。この上にも白馬山荘があり、天気が良いときは上、悪いときはここが混むといわれる。宿泊予約した後、ザックを置いて山頂へ向った。
(01/10/07)

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宿舎から道が二手に分かれているがどちらをとっても主稜線に出る。左に旭岳2,867mを見ながら白馬山荘の前を通過し、白馬山頂に到着。山頂にはあの有名な展望盤が鎮座している。前回は雨のなかで何も見えなかったが、今日は晴天だ。見渡す限りの雲海、さすがに北ア北部の盟主だけあって、高い。(01/10/07)
hakuba-hakuba.jpg翌朝再び白馬山荘の上まで行き、ご来光を拝んでから杓子岳へ。杓子岳の西斜面には鑓ケ岳へ直接向うトラバース道があるが、折角だからピ−クハントする。写真は杓子岳への縦走路から見た白馬岳と白馬山荘。
(01/10/08諸橋羊子様撮影)
杓子岳
写真は白馬鑓ケ岳への登りからかえりみた杓子岳。背後は白馬の稜線。白馬三山(白馬、杓子、鑓ケ岳)はいずれも富山側がなだらかで長野側が切れ落ちている。 (01/10/08)
白馬鑓ケ岳
鑓ケ岳も展望が優れている。大休止したいところだが、帰りが長いので下山。大出原への分岐で左へ急降下する。大出原を過ぎれば樹林帯となる。
鑓温泉へ降ります鑓温泉(終業解体中)のあふれ出る湯を横断し、杓子沢へと下る。ゆるやかにアップダウンしながら沢を横断。小日向のコルからは猿倉まで林の中の長い下りが続く。 (01/10/08)

白馬岳その1(猿倉〜白馬岳〜小蓮華山〜蓮華温泉)
白馬山麓・栂池自然園周遊