雨飾山1,963m      コース:雨飾キャンプ場(1時間5分)荒菅沢(1時間20分)笹平・梶山新湯分岐(20分)雨飾山(1時間)荒菅沢(1時間)雨飾キャンプ場
大海川からの尾根取付地点
大海川からの尾根取付地点
AM7:45。マイカーで小谷(おたり)温泉から雨飾キャンプ場まで行ったが、紅葉シーズンということで大駐車場はすでに満車だった。路肩に停めて登山口の門をくぐり、先ずは平坦な木道を10分ほど進む。大海川の河原から左手の尾根に取り付く(写真)。急登も約20分で緩やかとなりブナの木が多くなる。ぬかるみも多いが道は広くて歩きやすい。 (00/10/15)

布団菱の岸壁
布団菱の岸壁
AM9:20、平坦な道も荒菅沢への急降下となり、せっかく稼いだ高度が惜しい。ここから臨む雨飾山頂群の布団菱と呼ばれる岸壁には思わず目を見張らせられる。涸沢から穂高を見上げるような感じでアルペンムードがある。荒菅沢を渡り再び急登となる。なお、対岸の渡渉点は少し下方にあって、ちょっと見つけにくい。
(00/10/15)

紅葉の稜線を進む登山者
紅葉の稜線を進む登山者
荒菅沢から約30分登ると樹林帯を抜け、左手に雨飾山頂部が再び見えてくる。右には焼山が噴煙をあげていた。道は、やがて岩が露出し、はっきりとした稜線上を行くようになる。この後、ハシゴが現れたりして、大勢の登山者のすれ違いで時間がかかった。
(00/10/15)


笹平から仰ぐ雨飾山
笹平から仰ぐ雨飾山
笹平と呼ばれる平原状の場所に出ると、左前方に雨飾山の山頂が眺められるようになる。はっきり言って美しい姿とはいえないが、ここまで来ればあとはもう少しだ。少し下って、途中で右から新潟県の雨飾温泉からの道が合流する。その前に金山・鋸岳方面からの道が来ていたはずだが、見落とした。
(00/10/15)

雨飾山頂から見下ろす笹平
雨飾山頂から見下ろす笹平
小さな池塘を右に見てから最後の急坂をひと登りすると山頂の一角、北峰に着く。祠のある狭いピークからぐるりと展望を楽しんでから、左の南峰へ。ここには標柱、三角点がある。南峰からは眼下に笹平(写真)、その遠くに火打山など妙高連峰、右に戸隠連峰、振り返れば白馬岳などの北アルプスと眺めが良い。日本海が見える日もあるそうだ。
(00/10/15)

登山者でごった返す山頂南峰
雨飾山南峰
この日は紅葉の真っ最中ということで、雨飾山は大勢の登山者で賑わった。あまり広い山頂ではないので、団体登山者らはいったん下の笹平へ降りて昼食をとっていた。笹平から山頂まで往復30分ほどなので、最初からザックを置いて来る者も多い。往路を下山し、村営雨飾荘の上手にある露天風呂につかった。(チップ制)
(00/10/15)