二度上峠登山口から獅子岩を経て、まずは氷妻山を目指す。 時折左後方に浅間隠山が秀麗な姿を見せる。獅子岩の上でも 通過しない限り、これといって危険な箇所はなかった。 (00/04/02) |
「氷妻」というのは氷のように冷たい妻ということなのだろうか? この頂上は、樹木に囲まれていて、山枯れの時期でないと展望は効かないようだ。 樹間から右手に鼻曲山、左手に浅間隠山が見える。 (00/04/02) |
氷妻山から鞍部に下り始めると、鼻曲山北面の特異な山容が目に入ってくる。 どこからでもすぐに見分けがつく山だ。笹の中の鞍部への下りは滑りやすいが、 南斜面のため積雪はなかった。 (00/04/02) |
氷妻山から下った鞍部から望む鼻曲山。ここから登りは徐々にきつくなり、雪質は粉雪になってきた。 多いところで積雪は30cmほどだった。急傾斜面では踏み跡が不明瞭な所もあるが、うるさいヤブ もなく、一直線に登る。 (00/04/02) |
鼻曲山山頂の小天狗から見た浅間山。快晴ではないものの、薄曇りのなかに残雪を抱いた秀峰が 大きく望めた。ゴジラの背のような妙義山、遠方には四阿山、草津白根山、谷川連峰と展望良し。 山頂は残雪も無く、まずまずの広さであるが、寒風のため少し戻った地点で休憩(というより宴会)をした。 この日、出会ったのは3人パーティと単独行2人の計5人であった。 (00/04/02) |
小天狗からいったん小さく下り、登り返すとそこは鼻曲山山頂の大天狗。ここは小天狗とは違い、木々に遮られて雄大な展望というわけにはいかない。一部、角落山・剣の峰方面が望める。大天狗の南側から鼻曲峠へ下る道に雪は無いようだった。 北側斜面は凍っているところがあるため、下山時はアイゼンを付けた。 (00/04/02) |