掃部ガ岳1,449ｍ(02/02/10) 　　　コース：榛名湖畔（20分）硯岩（40分）掃部ガ岳（55分）耳岩（20分）杖ノ神峠（55分）榛名湖畔

硯岩からの眺め 国民宿舎吾妻荘の左に広い町営Ｐがあった。吾妻荘前の立派な林道を少し行くと、左側に戻るように登山道がつけられている。樹林のなかを15分ほど登ると硯岩まで100ｍの分岐に着いた。切り立った硯岩からは榛名富士、地蔵岳、榛名湖の眺めが良く、足下には吾妻荘も見える。 ここはロッククライミングの岩場でもあるらしい。急坂を下り分岐まで戻る。

掃部ガ岳山頂 別荘地を右に見ながらゆるやかに笹の道を登る。徐々にきつい登りとなる頃、左からくる尾根道と合流し、再び緩やかな道になる。樹林の多い尾根道だ。山頂は北側が木に遮られているが、相変わらず榛名湖方面は眺めが良く、二ツ岳、相馬山、天目山、杏ガ岳、天狗山など榛名外輪山が並び立つ。

耳岩に登る 山頂からは杖ノ神峠へ向って下山した。途中左に地蔵岩があり、間もなく西峰に着く。ここも東南側が開けている。 雪と氷で少々こわいが、耳岩も眺めの良い岩場だった。浅間山も見える。ただ、近くにある送電鉄塔と送電線がいかにも無粋だ。

杖ノ神峠 耳岩からすぐの所に杖ノ神峠への分岐があり、右は鉄塔への道。ここは左へ急降下する。なお、耳岩からこの分岐へ行く道を間違える者が多いらしく、案内板が出ていたが、それでも間違えてしまった。　 どんどん下って幅広の林道に出る。杖ノ神峠だ。杏ガ岳への登山口があった。時間があれば往復も良いだろうが、天候が悪いので林道を下ることにした。

杖ノ神峠からは耳岩が良く見える 峠を下り始めるとすぐに耳岩が良く見える。この場所からはまさしく「耳」に見える。多少登りもあるが歩きやすい道を榛名湖まで下り駐車場まで戻った。駐車場からは朝登った硯岩の絶壁が吾妻荘の上に切り立っていた。