雲洞庵の駐車場は扉が閉められていて利用できない。農道に車を置いて林道を進む。道は岩井沢沿いに左岸を進むが、林道終点からはヤブ道となり難渋した。3合目の標識を左に回り込むとじきに滝に出る(写真)。滝に向かう道は行き止まりで、ここは沢の左(右岸)へ渡る。急坂をよじ登って滝の上に出ると間もなく4合目。水は6合目まで随時労なく得られる。 (00/09/16) |
4合目から6合目先のブナ林に出るまでの1時間は心臓破りの急登が続く。このコース最大の難所だ。ブナ林でようやくヤブから開放されるが、依然として展望はない。7合目で下長崎からの廃道を右から併せて左折。鎖場を2箇所越え、滝入・大月コースと合流、ここからは坂戸山と六日町市街の眺めが良い(写真)。この後、更に鎖場を過ぎると8合目。 (00/09/16) |
8合目先で、「60m下水場」の表示板を過ぎると再び梯子坂(ハシゴがあるわけではない)という急登になる。登りきると展望の兎平。右手に飯士山が近くて秀麗だ。兎平(帰路本当にノウサギが近寄ってきてビックリ)を過ぎ、最後の急坂に喘ぐと、山頂に出た。岩場の山頂は立っていられないような強風だったため、避難小屋へ向かう。写真は小屋に向かう途中、山頂南面の岸壁。
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金城山頂のテラス(岩棚)には4個の小さな石塔が南を向いて並び建っていた。その東方にはイワキの頭(1367m)、更に奥に巻機山(1967m)がひときわ大きくそびえたつ。北方には越後駒ケ岳や八海山。写真は避難小屋へ向かう途中かえりみた金城山の山頂部。 (00/09/16) |
避難小屋は山頂から10分ほど水無コースへ下ったところにある。雨が降って来たため小屋に入って昼食にした。ついでに、建てられたばかりの小屋で気持ち良く昼寝した。下山は8合目分岐まで戻ってから右へ降り、6合目の分岐で今度は左へ。5合目の鉄塔を過ぎてから急下降となり天池という林道終点に着くが、ここから大月登山口までは長い林道歩きとなった。なお、この林道は荒れていて軽トラでもなければ通れないのではないか。(00/09/16) |