尾瀬    コース:鳩待峠(1時間)山ノ鼻(1時間15分)竜宮(30分)下田代十字路(30分)東電小屋(1時間15分)山ノ鼻(1時間10分)鳩待峠
山ノ鼻経由で尾瀬ケ原へ入ったあたりからかえりみた至仏山
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尾瀬ケ原へのルートはいくつかあるが、メインは鳩待峠だろう。峠下の津奈木橋から湯ノ小屋温泉への道はまだ冬期通行止めで、橋から峠はマイカー規制になっていた。山の鼻までは残雪があり、木道の脇を踏みぬかぬよう注意して歩く。(01/05/20)
山の鼻周辺では尾瀬の雪融け時特有の「赤シボ」現象が見られた。表現は悪いが、雪が赤いヘドロ状になっている。原因は不明。牛首を直進し、広大な原を竜宮へと進む。時期が早いため、ミズバショウはまだ少ない。竜宮小屋(写真下)手前で富士見峠への道を右に行き、湿原の外れでミズバショウ群落を鑑賞した。多くのハイカーは竜宮から折りかえすが、天候も良いのでこのまま下田代十字路へ進む。 (01/05/20)
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竜宮から下田代(見晴)への間で群馬福島県境を越える。下田代にはいくつか山小屋が建ち並び、キャンプ場もある。この先は尾瀬沼燧ケ岳への登り道となる。さすがにこのへんまで来るとハイカーの姿はちらほらだった。休憩後、東電小屋経由で山ノ鼻へ戻ることにした。三条の滝への道を右に分け、東電尾瀬橋を渡るとミズバショウやリュウキンカの花が迎えてくれた。振り返れば燧ケ岳(写真上)
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これは東電小屋から牛首へ向い、振り返ったところ。地表を彩る黄色い花はリュウキンカ。 (01/05/20)
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東電小屋から10分で尾瀬ヶ原唯一の吊橋ヨッピ橋を渡る。足元にはヨッピ川が流れる。ヨッピとは川の集積場所のことをいうらしい。
「クマに注意」の看板もあり、ひと気のない木道にちょっぴり不安になる。右手に残雪の景鶴山(2004m)を見て足を速める。
帰路、山ノ鼻からは緩いながらも登りとなる。鳩待峠の乗合タクシー・バスの終発(PM4:30)に遅れないことだ(遅れたらタクシーで戸倉まで4千円位)。
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尾瀬のシンボルフラワー、ミズバショウ(写真右) (01/05/20)
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その1(沼山峠〜尾瀬沼周遊〜沼山峠)