常念岳2,857m 蝶ケ岳2,664m    コース:三股(4時間)前常念岳(1時間40分)常念小屋★(1時間)常念岳(2時間20分)蝶槍(40分)蝶ケ岳(3時間)三股
三股補導所で届け
三股から登った。ヒエ平からのほうが楽なようだが、蝶ケ岳を周回して起点へ戻るにはこのコースが良いと思ったからである。烏川林道を進みゲートを通過(通行時間の規制があるようだ)、9時に駐車場に着く。駐車場奥から未舗装の車道を歩く。30分ほどで補導所の建つ三股登山口で、ここから登山道だ。(01/09/23)
ついに前常念見える
小沢を渡り蝶ケ岳への道を左に分け、樹林のなかを登る。正午、樹林を抜ける頃、ついに前常念岳(写真)が見え始める。ここまで長かった。前常念へは大きな岩だらけの道を登る。急な登りだがぐんぐん高度を稼げる。途中の岩場で昼食にした。富士山はじめ中央ア、八ヶ岳、浅間、四阿など素晴らしい。上に行くに従い、穂高連峰も見えてくる。石室の避難小屋に着くと、その上はもう三角点のある前常念岳山頂だ。前常念山頂からは眺めの良い稜線上の道を進む。正面に常念岳、右に妙高連峰、雨飾山白馬連峰が望めた。(01/09/23)
常念小屋と横通岳
常念岳登頂は明日にして、前常念の少し先から右へトラバース気味に下り常念小屋へ向う。 常念小屋は大天井(おてんしょう)岳からの道が通じている常念乗越という鞍部に建っている。夜、西岳ごしに槍ケ岳山荘の灯りが見え、感動。(01/09/23)

常念岳山頂の夜明け
翌未明、星空のもと常念岳を目指す。山頂が近づくにつれ、東の空が明るくなってきた。5時20分、山頂に到着。まだ何人もいない。カメラをセットし、日の出を待った。(01/09/24)
常念岳山頂から穂高連峰を望む
常念岳山頂からのビューは素晴らしい。特に北アルプスの盟主槍・穂高が朝陽を浴びて屏風のように並ぶ様は圧巻である。時間が許せば長居をしたいところだが、今日は蝶ケ岳を回って下山なので、後ろ髪引かれる思いで山頂を後にした。(01/09/24)
蝶ケ岳縦走路から見る常念岳
9時45分、蝶槍に着いた。狭いが眺めは360度で穂高が一望できる。蝶槍からは緩やかな道となり、横尾への分岐を過ぎて蝶ケ岳ヒュッテに着く。ヒュッテの手前に立派な展望指示盤がある。昼食後、三股に下山したが、下りも結構長かった。(01/09/24)