男体山 2,484m    コース:志津乗越(1時間30分)大崩壊地(1時間10分)男体山(1時間35分)志津乗越

金精峠下から望む男体山

群馬県から金精峠のトンネルを抜けると、湯の湖を手前に配して雄大な男体山が目に飛び込んでくる。戦場ヶ原まで下り、裏男体山林道に入る。湯殿沢橋を渡ってほどなく右折、志津林道を進む。志津乗越までは狭いながらも舗装路(車約20分)。

志津乗越は標高1785m、表登山道の5合目と同じくらいの高さらしい。乗越は開けた場所で、左に太郎山、大真名子山、右に男体山が望める。車は10数台駐車可能だろう。(04/05/01)

志津避難小屋

志津林道を少し歩けば右側に登山道入口があり、更にササのなかを数分で志津避難小屋に着く。

二荒山神社社務所でもあるこの小屋はログハウスの2階建でしっかりしている。小屋のそばには鳥居やお堂が建つ。

小屋前を通って石像が数体ある場所から林の中の道へ進む。まもなく沢に出る。水量はほとんどないが立派な砂防用の堰堤があり、1合目と書いてあった。 (04/05/01)

3合目
林のなかの道は徐々に急になり、やがて3合目の道標。全体的に堀割状態の道だ。再び沢に出ると後方に大真名子山や太郎山の眺めが良く、見とれる。すぐに林の道に戻り、急登が続く。(04/05/01)

大崩壊地から山頂を見る
大崩壊地に出ると、左手に女峰山が平野部まで裾野を広げている。前方には男体山(前ピークか)が望める。なおも林の道だが、ガレ場に出ると奥白根山尾瀬の山々がどんどん見えてきて、心弾む。 (04/05/01)

9合目で一休み(奥は女峰山)
残雪の多い道だがときおり赤茶けた地道を登り、9合目に着く。ここから山頂までの主稜線の道はところどころ木もあるが、周囲の山々がますます素晴らしい眺めだ。山頂手前に小屋跡のような場所があり、門柱のような1対の石柱を横目にゆるやかに進むと山頂だ。(04/05/01)

男体山頂上
山頂には、標識のほか1等三角点、御影石の石碑、刀剣の立つ石があった。左前方下には中禅寺湖が見える。眺めは360度。会津駒や至仏山も見える。一段下がると、昭和30年設置の鐘、二荒山神社奥宮社務所、平成13年設置の方位盤、大神像などいろいろな人工物がある。 (04/05/01)