白毛門1,720m      コース:土合(1時間50分)松ノ木沢ノ頭(55分)白毛門(45分)松ノ木沢ノ頭(1時間35分)土合[往復]
土合登山口
土合登山口
白毛門への道は縦走路を除けばここしかない。土合橋の手前から右へ折れ、広い駐車場を左奥へ進む。東黒沢にかかる丸太を組んだ橋を渡り、右へ曲がるとじきに登山口に着く。ここからは樹林の中の急登が続き、20分ほどしてはっきりした尾根道となる。 (00/12/10)

登山道から見た谷川岳
登山道から見た谷川岳
木々の合間から左手には、谷川連峰の主峰谷川岳の荒々しい岸壁が印象的だ。左から西黒尾根、マチガ沢、東尾根、一ノ倉沢、一ノ倉尾根と続く。道は相変わらず登りが続き、登山口から1時間ほどで主尾根に出る。 (00/12/10)

登山道から見た白毛門
登山道から見た白毛門
主尾根に出ると前方に、タラタラノセンの滝が音をたてて流れ落ちるのが見える。上を見れば白毛門の山頂部が姿を見せる。依然として樹林の道だが、眺めは少し良くなる。多少のアップダウンを過ぎると岩場となり、ますます左右の眺めが良い。 (00/12/10)


松ノ木沢ノ頭
松ノ木沢ノ頭
岩場を登りきるといっぺんに展望が開ける。松ノ木沢ノ頭だ。左に谷川連峰、右に上州武尊山日光白根山、振り返れば赤城山、そして前方には白毛門が眺められる。ジジ岩、ババ岩も目の前だ。 (00/12/10)

白毛門山頂と谷川連峰
白毛門山頂と谷川連峰
松ノ木沢ノ頭からは森林限界を超え、岩の多い道に変わる。レリーフのある大岩を過ぎると山頂らしきピークが目前となるが、ニセであった。結局大岩から30分余りで山頂に着いた。細長い山頂からは360度の展望。展望盤で山座同定ができる。もちろん富士山も。 (00/12/10)

白毛門山頂から望む朝日岳
白毛門山頂から望む朝日岳
山頂からは、特に笠ケ岳(左)・朝日岳(右ただし前衛峰)が近くて大きいが、ここから先の雪上には踏跡がなく、縦走はあきらめ、他の登山者とともにここでリターンした。なお、積雪は多いところで約40cm位か。 (00/12/10)