6月上中旬の休日、箕輪駐車場は満杯、路肩にも車がぎっしりで、このシーズンの荒山高原の人気ぶりがうかがえる。写真の登山口からさらに車で進めば、奥の方にも登り口がある。はじめ樹林のなかの遊歩道を少し進むと、じきに左へ細い山道に分かれ、徐々に急な登りとなる。 (00/06/04) |
登山口から30分ほど登ると、これまでの林の中とは違い、ツツジ咲き乱れる明るい荒山高原に出る。歓声が聞こえ、そこここに休憩したり、写真を撮ったりするハイカーが目に入る。写真後方は荒山。 (00/06/04) |
荒山高原からは今登ってきた方向に鈴が岳(写真)が望め、これから登る荒山、鍋割山なども眺められ、満開のツツジを楽しんでいると時間の経つのも忘れそうだ。ここから、ツツジの咲く道の中を、まずは左手の荒山へと再び登り始める。 (00/06/04) |
荒山への道は、赤いツツジでおおわれた荒山高原と鍋割山(写真)を背中に振り返り見ながら登る。荒山山頂直下は急な岩場がある。が、苦労して登った山頂は樹林に囲まれ、あまり眺望良しとはいえない。黒桧山方面が開けているのみで、休む場所もあまりない。早々に降りた。 (00/06/04) |
荒山高原から鍋割山へは、逆に荒山(写真右端)を背にしながら進むが、荒山への道とはうってかわって、快適な道となる。なだらかな稜線上の道からは、荒山はもちろん、鈴が岳(写真左端)、榛名山、子持山、遠くに上州武尊山、谷川連峰、草津白根山、四阿山、浅間山など、見渡すのに忙しい。 (00/06/04) |
3つほどピークを越して着いた鍋割山山頂は広くて、大休憩にもってこいだ。南側緩斜面で関東平野を眺めながら昼食にした。山頂には大きく立派な標柱があり、登山者の多いことが見て取れる。しかし、いながらぐるりの眺望は、どちらかといえば、途中のピークの方が良い。 (01/06/02) |