谷川岳(その2) (オキノ耳)1,977m(トマノ耳)1,963m    コース:ロープウエイ天神平駅(35分)熊穴沢避難小屋(1時間50分)谷川岳(1時間35分)ロープウエイ天神平駅[往復]
熊穴沢から谷川岳
熊穴沢から谷川岳
ロープウエイ天神平駅の右の木道を進む。尾根を右に回り込んで緩やかに登る。右に田尻尾根から、左に天神峠からと、順次登山道が合流し天神尾根に出ると、間もなく熊穴沢避難小屋に着いた。(00/11/25)
天神尾根からナイフエッジの俎ー
天神尾根からナイフエッジの俎ー
こぎれいな熊穴沢避難小屋からは、やや急な天神尾根上の道となる。ロープや鎖がかかる岩場もあるが、それほどの難所でもない。左にはオジカ沢の頭と俎ー(まないたぐら)の荒々しい姿が目を引く。右には西黒尾根が土合駅の方に長く延び、その向こうに白毛門、笠ケ岳、朝日岳の山稜が一望できた。 (00/11/25)
広いガレ場の階段道
広いガレ場の階段道
小屋から約20分で大岩のある所に着く。正面に谷川岳が、振り返れば天神尾根が雄大。左右とも眺めの良い稜線がこの後も続いた。天狗の溜まり場、天神ザンゲ岩と大岩の場所を過ぎると広いガレた稜線となり、階段状の道が現れる。落石防止のためやむを得ないが、階段道はやはり歩きづらい。 (00/11/25)
山頂直下の主稜線
山頂直下の主稜線
ガレ場の階段を登り切ると、あたり一面笹の海の肩の小屋に着く。小屋の北側は雪が凍り付いていた。オジカ沢の頭から万太郎山へと続く稜線の道が小屋脇から延びている。小屋から上は寒風が予想されるので、下着を替えて頂上へと向かう(パンツは・・・そのまま)。山頂直下で西黒尾根登山道がいっしょになり、頂上は目前。
(00/11/25)

オキの耳から白毛門を望む
オキの耳から白毛門を望む
トマの耳の方位盤で山座同定をした後、隣のオキの耳へ移り、昼食。眼前の白毛門はじめ360度の展望。 (00/11/25)
オキの耳から見るトマの耳
オキの耳から見るトマの耳
谷川岳はオキの耳、トマの耳のふたつのピークを持つ。どちらも群馬県側は切れ落ちており、新潟県側の笹斜面と好対照だ。オキの耳から先に少し下がると、狭い岩場に鳥居があった。半年前に建立されたばかりで、富士浅間神社奥の院とある。道はなおも、一ノ倉岳から茂倉岳へと続くが、この先は馬の背状となっていて、右は一ノ倉沢の千尋の谷だ。我々は、ここで引き返した。(00/11/25)
山頂から谷川連峰を眺める
山頂から谷川連峰を眺める

谷川岳山頂からの眺めは素晴らしい。見えた山を右回りに列挙してみる。茂倉岳、一ノ倉岳、巻機山、越後三山、朝日岳、笠ケ岳、白毛門、平が岳、至仏山、尾瀬笠ケ岳、会津駒ケ岳燧ケ岳日光白根山武尊山、皇海山、袈裟丸山、赤城山子持山小野子三山榛名山、富士山、南アルプス、八ヶ岳連峰、四阿山、北アルプス、万太郎山、仙ノ倉山、平標山苗場山などなど。
(00/11/25)

谷川岳その1(ロープウエイ土合駅〜巌剛新道〜谷川岳〜ロープウエイ天神平駅)